防災Revoとは
 防災Revoとは
年々災害が増加し、更には激甚化している日本において、少しでも被害を少なくするためにこれまで以上の訓練の内容の充実や、国民一人一人の防災への意識の改革(レボリューション)が急務であると感じた我々は、特に災害時に活躍を期待する若い世代、そして日本の将来を担う子供達への啓発を目指し新たに防災教育推進事業部を 『防災レボ』 と命名しました。
地震や風水害だけに留まらず、2020年世界を危機に陥れたコロナウイルスなど 感染症に対する啓発 も、新たなコンテンツを生み出し普及に努めて参ります。
災害に備えて各地で様々な訓練・研修が行われていますが、長年共通してあげられるのが 『参加者の高齢化や固定化』『訓練の形骸化』『若い世代の自発的参加の低下』『参加人数の減少』といった課題 です。
そして依然 『公助への依存』 が大きな問題として取り上げられていますが、市民ひとりひとりの防災意識改革にはがつながっていないのが現状です。
災害多発国、日本。近年その規模が大型化し、発生数も増えてきています。
『南海トラフ地震』や『首都直下型地震』 の発生予測に加え、更にM9.3の規模と発表された『日本海溝・千島海溝沿いの地震』(2020年5月内閣府より発表)など大規模地震の発生確率も年々あがってきており、これまで注目されてこなかったプレート活動の活発化も報告されるようになりました。
また、地球温暖化に伴うといわれる猛烈な降雨や台風発生の頻度が著しく上昇しており、毎年のように各地に風水害の被害が発生するようにもなってきました。
更に2020年2月、世界中が混乱することとなった新型感染症コロナウイルス(COVID-19)の蔓延。もし、感染拡大中に、巨大災害が発生したら・・・。
これまでの『単一的な災害対応』ではなく 『複合災害の対応』 へのシフトが急がれます。
過去30年に発生した主な災害一覧はこちら(PDFファイル) »
経済の発展と共に世の中は『便利』となりました。『おもてなしの文化』を重要と位置づけ、飲食業、観光業をはじめ、医療関係、学校関係、そして役所関係など公共施設にも 『至れり尽くせり』が当たり前 となり、そのサービスを受ける側の姿勢も『当たり前』となっている傾向が感じられます。
しかし、災害時はそれらの環境とは全く逆であり、 『不便が前提』『自ら備える』『助け合う』ことが重要 でありますが、現実的には『公助への依存』が現場では多く見られます。
災害がいつ発生してもおかしくない現在、『公助』の限界や『公助の役割』の認識を深め、自身の安全確保のためには『自助』『共助』こそが重要である事の啓発が急務と考えます。

  三密回避対応型新コンテンツ『リモート型 防災訓練®』  
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